給湯器交換と水道工事が必要になるケース
給湯器交換と水道工事が必要になるケース
給湯器交換と同時に本格的な水道工事が必要になるのは、単なる本体交換にとどまらず、給湯機能のアップグレードや配管の変更を伴うケースです。代表的な例として「給湯専用」から「追いだき機能付き(オート・フルオート)」へ変更するケースが挙げられます。この場合、給湯器と浴槽を往復する新たな追いだき配管の敷設と、浴槽への穴あけ・循環アダプターの施工という水道工事が発生します。また、高効率な「エコジョーズ」への変更に伴い酸性ドレン水を正しく排出するための専用排水管を新設する工事や、給湯器の設置場所を移動させる際の水・湯・ガス配管の延長工事もこれに該当します。さらに、長年の使用で宅内の既設配管自体が経年劣化・漏水している場合や、号数を上げて水圧を確保するために一次側の供給管を太い配管へ更新する場合も工事が必要です。追加費用や施工時間を把握するため、事前の現地調査で水道工事の要否を確実に点検しましょう。
給湯器交換で電源工事が必要になるケース
給湯器交換では基本的に既存の電源を利用しますが、設置状況や機種変更に伴い電気工事が必要となるケースがあります。まず、ガス給湯器からエコキュートなどの電気給湯器へ変更する場合です。エコキュートは200Vのハイパワーな専用電源を要するため、分電盤からの専用回路新設や幹線の張替え、契約アンペア変更工事が必要になります。また、既存の屋外コンセントが経年劣化により破損・漏電している場合や、防水性能が満たされていない場合も、安全確保のために電源コンセントの交換や防水コンセントの新設工事を行います。さらに、給湯器の設置場所を大幅に移動させるケースでは、既存のコンセントからの配線延長工事が欠かせません。そのほか、100V電源の給湯器から消費電力の大きなモデルや床暖房対応の多機能型へ変える際、回路容量の不足からブレーカー増設等の電気工事を求められることがあります。施工前の現地調査で電源状況も確認してもらいましょう。